読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

酒井麻衣子 officail blog

フリーランス秘書 酒井麻衣子の日常。

「戦地で生きる支えとなった115通の恋文」

f:id:smailymaiching:20160104000530p:plain

 

昨日は、父・母・弟と毎年恒例の神社へ初詣で。

f:id:smailymaiching:20160104001120p:plain

 

毎年恒例の尾曳神社☆

 

f:id:smailymaiching:20160104001142p:plain

 

さて。

初詣の写真はまたあとでUPするとして。

 

昨日読んだ、本の感想を。

 

 

感動だった。

素直に正直に切々と書いているしずえさんの旦那さんに対する想い。

稲垣さんも著書の中で書いているけど、

とってもチャーミングだなと思った。

こんな女性になりたいなと純粋に思った。

想いがすごく伝わってきた。

これが、直筆の手紙だったらもっともっと、胸に突きつけられるだろうと思った。

 

そうそう。

本の内容はというと、

Amazonからのコピーです。)

愛しくて愛しくて…淋しくて淋しくて…。
1944年、フィリピン・ミンダナオ島
「ミンタルの虎」と呼ばれた男のそばには、いつも妻からの手紙があった。
戦後70年の時を超え、あなたに伝えたい「想い」がここにある。

太平洋戦争の激戦地、フィリピン・ミンダナオ島。そこで独立歩兵第353部隊を率いた山田藤栄少佐は極限の状況を生き延び1946年に復員。
福井県に住む家族の元に帰ってきたとき、リュックの中にあったのは氷砂糖と干しぶどう、そして妻が書いた115通の手紙の束だけだった――。
 この手紙は、日中戦争が勃発した1937~38年にかけて、妻・しづゑさんが戦地にいる夫・藤栄氏に宛てたもの(いずれも故人)。
藤栄氏はこれを綴じて保管し、のちにこの手紙の束をリュックに忍ばせ、フィリピン・ミンダナオ島に赴任。
戦地での活躍ぶりから「ミンタルの虎」と称されます。その戦場は、藤栄氏が率いた兵員1152人のうち戦没者987人で、
9割が餓死したという“地獄の万華鏡”でした。そんな苛酷な戦場を最後までともに歩んだのが、この115通の恋文だったのです。
 手紙に綴られた妻のせつない思い、長女が生まれた喜びを伝える言葉の数々が胸を打ちます。
この手紙の存在が、藤栄氏が戦地を生き延びる支えとなったことは想像に難くありません――。
 戦後70年という節目に、妻から夫への恋文を通して、夫婦の愛、家族の愛、
そして二度と戦争という悲劇を繰り返してはいけない、そんな「想い」を伝える一冊です。
 

毎日戦地にいる旦那さんへ書いたラブレター。

昭和の女性って、思ったことをなかなか口にださない

大和撫子なイメージだったのだけど、

今の時代の女性より、大胆な気がする。

直球。

でも、だからこそ伝わる。

愛しい

とか

恋しい

とか。

 

ものすごく伝わる。

いいな。

って思った。

だからこそ、戦地で生きる支えとなったのだろう。

と思う。

 

伝わるから。

 

文章から。

文字から。

想いが。

 

だからこそ、生きて帰るための支えになったのでは、と。

 

でも、読むにつれて、

 

戦争について本当に何も知らないのだなと。

思った。

知るべきだなと。

4年ほど前に知覧に行ったときも、そう思ったのだけど。

昨年ベトナムに行ったときも。

いつも、勉強しなければで終わってしまう・・・。

 

多くの人の犠牲の上に今がある。

今生かされていると。

触れる度、思う。

 

戦争を体験した兵士の人たちは、

それを抱え、口に出すのも苦しく、

苦しすぎて、目から涙しか流せないことを。

話せないことを。

知った。

 

戦死ではない

餓え

病死

の人も多くいたことを知った。

その悲惨さ。

もはや、自分が人間ではなくなってしまうような感覚

 

様々な、当時の方の想いがこの本から伝わってきた。

 

これも。

 

ただ、手紙を託され、

そのまま、タイピングし、

本したのではない。

 

手紙を読みながら浮かんだ沢山の疑問を

1つひとつ

稲垣麻由美さんが、

6年かけて、調べてくれたからだと思う。

 

稲垣麻由美さん。

本当に素敵な方なのです!

凛としてて。

美しくて。

女性らしい、でも逞しい!

女性として、憧れる人。

本当に、素敵な方。

そんな、稲垣さんだからこそ、

託したいと思ったのだと思う。

115通の手紙を。

 

「安心」を「安神」と書いていた時代。

神様に祈るしかできなかった時代。

LINEやfacebook

のない、時代。

そんな時代のお互いの安否をする手段。

想いを確かめあう手段。

 

戦争という時代背景がなければ素敵だなと思う。

恋文。

でも、戦争だからだたこそ、

「一人ぼっちで」

「愛しい」

「恋しい」

と素直な気持ちをぶつけられたのかもしれない。

とも思う。

 

でも、やっぱり、素直に自分の気持ちを表現することは、

とても美しく、チャーミングだと思う。

 

しずえさんのようになりたい、なろうと思った。

 

そして、

 

やはり、戦争というものについて深く、深く、理解しなければ、

知らなければならないと思った。

 

稲垣麻由美さん

素敵な本と出逢わせていただき、ありがとうございます。

 

f:id:smailymaiching:20160104001626p:plain